2018年10月27日

2.42インチOLEDモジュール試食

今回は2.42インチOLEDモジュールについて紹介します。

秋月やamazon等で手に入るOLEDは解像度は128x64でそこそこあるものの、
画面サイズが0.96インチで遠くからの視認性があまり良くありません。

日本ではあまり入手性がよくありませんが、
同じ解像度128x64で同じ種類の制御ドライバの

0.96インチの制御ドライバはSSD1306で、
2.42インチの制御ドライバはSSD1309です。
互換はあるようです。

2.42インチOLEDモジュールが届いた状態では
SPIモードとなっており、
裏側のジャンパ抵抗を切り替えてI2Cモードとして動作させます。

このジャンパ抵抗が曲者でした・・・
SPIモードで使用しているジャンパ抵抗は4.7kの抵抗のため、
同じようにI2Cモードも4.7kでジャンパしましたが、
まったく動作せず・・・
I2Cのアドレススキャンにも応答せず・・・

oled-jumper.jpg

ジャンパ抵抗を4.7kでなく、
0Ωにするとアドレススキャンに応答し、
I2Cモードで動作確認できました。


2.42oled.jpg


同じようなOLEDなのに思った以上に動作確認に苦戦しました。

以前、ご紹介したようにRES端子を改造して、
4線のみで簡単に制御できるようにして試食完了です。

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2018年10月20日

Kicadのパワーラインの配線方法

電流を多く流すパワーラインの回路設計は
配線幅を広く配線するということが一般的ですが、
それに加えて下記のように意図的に絶縁層(レジスト)をなくして、
ハンダで基板上の配線の厚みを増やす方法があります。
これによってより大電流を流すことができます。

powerline.png
赤枠部分は意図的にレジストが一部ない

Kicadでも意図的に絶縁層(レジスト)をなくすことができるので
その方法を今回は紹介します。

流れとしては
今まで通り配線を行い、
後から絶縁層(レジスト)を「図形ライン」を使用して、
必要な個所を選択して剥がす
という流れです。


@まず、今まで通り配線を行う
A絶縁層(レジスト)をなくすための配線幅を設定する

fig1.png

fig2.png


A描画する層をF.MaskもしくはB.Maskを選択します。
表面のレジストを剥がす場合はF.Mask、
裏面の場合はB.Maskを選択します。
「図形ラインを追加」をクリックします。

fig3.png

B「図形ラインを追加」からレジストを剥がす箇所を描画します。
「図形ラインを追加」した箇所の色が変わっていることが分かります。

fig4.png

今回は意図的に配線よりも剥がす幅を小さくして、
差を分かりやすくしています。

C3Dビューから絶縁層(レジスト)が
無くなっていることが確認できます。

fig5.png


このようにKicadでも大電流を流す基板を
作ることができました。
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2018年10月06日

TinkerboardとRaspberryPIタッチディスプレイ接続

TinkerboardはRaspberryPIとポートの位置や
ピンアサインなどの互換性を謳っています。
CPUが異なるため、OSこそ異なるものの、
RaspberryPIとの互換性をかなり意識しています。

今回はTinkerboardにRaspberryPI純正の
タッチディスプレイを接続して使用する方法について紹介します。
RaspberryPI純正ディスプレイは対応ケースもあるため、
見た目や持ち運びが非常に便利です。
もちろん、対応ケースにディスプレイとTinkerboardがピタッと入ります。


基本的にはそのままRaspberryPI同様にDSI端子にフラットケーブルを接続して、
5V、GNDの配線をすればそのままTinkerOSで動作します。

ただ、ケースに入れるとディスプレイの向きが上下逆転します。
下記のコマンドとスクリプトの修正で直すことができます。

@表示の上下逆転
echo "xrandr -o inverted" >> /home/linaro/.config/lxsession/LXDE/autostart


Aタッチパネルの上下逆転
sudo leafpad /usr/share/X11/xorg.conf.d/40-libinput.conf
4つある中でも Identifier "libinput touchscreen catchall"の
タッチスクリーンを修正します。
Option "TransformationMatrix" "-1 0 1 0 -1 1 0 0 1"で
タッチ座標を変換します。

修正後は下記のようになります。

Section "InputClass"
 Identifier "libinput touchscreen catchall"
 MatchIsTouchscreen "on"
 MatchDevicePath "/dev/input/event*"
 Option "TransformationMatrix" "-1 0 1 0 -1 1 0 0 1"
 Driver "libinput"
EndSection



これで再起動するとケースに入れた場合でも上下逆転せずに使用できます。
上記の修正はRasbianでも通用します。
TinkerboardはRaspberryPIのアクセサリが流用できるので非常に便利です。
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