2019年09月14日

Sipeed MAix Bit Suit ドライバ設定

巷で話題のAIモジュール、K210を搭載したエッジデバイス開発ボード、Sipeed MAix Bit Suit を購入してみました。CPUにRISC-Vを採用したAIモジュールです。Suitという名前の通り、開発ボードだけでなく、カメラと2.4インチ液晶もセットで3000円前後と驚くほど格安です。カメラと液晶だけでも3000円くらいしそうな感じです。

公式サイトの情報通りに使ってみようとしましたが、USBシリアルデバイスとしてうまく認識できず、少し苦労したので覚書としてSipeed MAix Bit Suit ドライバ設定方法を紹介します。

IMG_0066-8.jpg

公式サイトの情報通りでは下記のようにCH552チップを搭載したモデルの場合はFT2232ドライバが必要とあります。すでにFTDI製のFT2232は使用したことがあり、ドライバはインストール済でした。
「For the boards with a CH552 chip, to get the USB serial port, FT2232 drivers need to be installed.」

Sipeed MAix Bit Suitに搭載したCH552のUSB挙動を調べるとUSBデバイスとして動作していないことが分かりました。CH552はUSB機能を持った汎用マイコンのため、CH552にUSBシリアルのファームが書き込まれていないようです。

出荷時に書かれているはずのファームはこちらからダウンロードできました。
ch552_dual_ser_new.bin
をダウンロードして、CH552の書き込みツール、WCHISPToolで書き込みます。

WCHISPToolをインストール、起動させ、先ほどのファームを書き込みます。

CH552.jpg

タブで「8bit CH55X series」を選択し、Chip Model「CH552」を選択します。
User Fileに先ほどのファームを選択します。デフォルトのファイル拡張子選択はHexになっているため、BINに変更してからファイルを選択します。その後、ダウンロードボタンを押して書き込みます。

書き込み後は自動的にFTDIのドライバが読み込まれて、シリアルCOMポートとして認識されました。FTDI製のチップでないのにFTDI製のシリアルとして認識させるところがチャイナクオリティーを感じます笑

CH552-2.jpg

Tera Termでボーレート115200に設定しました。

CH552-4.jpg

起動後、RESETボタンを押してMicroPythonの動作を確認することができました。

CH552-3.jpg


シリアルが認識されたので、時間を見つけて今度はK210自体のファームの書き換え等をしてみたいと思います。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする