2021年10月16日

mTouchライブラリ追加方法

今回はPIC32マイコンではなく、8bitマイコンのPIC12、PIC16系のmTouchライブラリ追加方法について紹介します。PIC12、PIC16系のマイコンの一部にはCapacitive Sensing (CPS) module、mTouch機能があります。mTouchは静電容量式のスイッチやセンサとして利用できる機能です。

MCC(MPLAB Code Configurator)が利用できるようになってから、mTouchを利用していかなったため、利用してみることにしました。調べてみるとデフォルトではmTouchの機能をMCCから利用できるようにはなっておらず、ライブラリの追加が必要であることが分かりました。マイクロチップのサイトではライブラリファイルをダウンロードして追加するという説明ですが、バージョンやサイトの表示が異なっており、試行錯誤しながらmTouchライブラリを追加することができたので、今回はその方法を紹介します。


mTouchライブラリファイルはこちらからダウンロードします。マイクロチップのサイトではmTouchという名前ですが、「MCC - Touch Library - XXX」という名前になっているようです。Application Libraries内の4ページ目に「MCC - Touch Library - XXX」という名前のフ項目を確認することができます。

webpage.jpg

ライブラリファイルがダウンロードできたら、MPLAB Xを起動させ、Tools→Optionsをクリックします。

mTouch1.jpg

マイクロチップのサイトではEmbeddedという項目にImport Libraryボタンがありますが、MPLAB X v5.45の場合はPluginsという項目のMPLAB Code Configurator 4.xのタブ内にImport Libraryボタンがあります。

mTouch2.jpg


Import Libraryボタンから先ほどダウンロードした「MCC - Touch Library - XXX」のファイルを選択してOKボタンを押すと、ライブラリがインポートされ、mTouch機能を利用することができるようになります。mTouch機能についてはまた別の機会に紹介したいと思います。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 組込ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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