赤外線LEDと赤外線フォトダイオードを組み合わせて
ジェスチャセンサを自作しました。
以前、市販のジェスチャセンサ(APDS-9960)をご紹介しました。
しかしながら、バッファ数を増やせないことや、
PICへの移植が上手くいってないこと、
デバイス自体が少し高いことなどから自作することにしました。
手の動きに応じて、右側の4つのLEDが点灯します。
(LED1:Up,LED2:Down,LED3:Left,LED4:Right)
市販のジェスチャセンサ(APDS-9960など)よりも大きさは大きいですが、
安くかつ汎用性や応用性高く実装できました。
検出モジュール自体は赤外線LED x1、赤外線フォトダイオードx4で
部品代数百円程度です。
中央の赤外線LEDを常時点灯させ、
周囲の4つの赤外線フォトダイオードの電圧を
PICマイコンのADCで変換し、
検出しています。
検出アルゴリズム自体はAPDS-9960で公開されているものを
バッファでなく、ADCの値に変更した感じです。
APDS-9960よりも上下左右のセンサ位置に距離があるため、
検出精度は高いと思いました。
今後は上下左右だけでなく、
接近や離反、斜めなどの検出機能を実装する予定です。
最終的にプロジェクションボールに実装し、
球体の上でジェスチャ操作をすることでモード切替を
できるようにする予定です。
https://makershub.jp/make/977
<追記>
MakerFaireTokyo2015へCrescentとして応募しましたが、
落選してしまいました。
MFTに向けて開発してきた面もあるため、非常に残念です。
Fablab内の作品の1つとして半日だけ出展することに今年は留めます。
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ありがとうございます。
試しているのですが、ALS時に取得したデータが
カラーセンサー(RGB)読み出し時もラッチされた状態に
なっておりうまく動作しないのですが何かご存じですか?
ただ、ジェスチャセンサでラッチの不具合があった時には個体差で閾値の設定等を見直すと改善したことがありました。