2016年01月20日

描画ソフトウェア

今回は現在、絶賛機能追加中のローコストレーザープロジェクタ、
プロジェクションボール用の描画ツールの開発についてご紹介します。

プロジェクションボールはSDカードへ保存したcsvファイルから
好きな図形の描画が可能です。


ただ、座標データの入ったcsvファイルをExcel等で作成するのはなかなか面倒なものです。

自身はExcelマクロで簡単に出力できるように工夫してデータ作成しておりますが、
それでも面倒な点は同じです。


そこでVC#でプロジェクションボール専用の描画ソフトウェアを開発してみました。

お世話になったのがこちらのサイト。
丁寧な動画による簡単なお絵かきソフトの作り方講座です。


講座で一通り学んだ知識をベースにプロジェクションボール用の描画ソフトウェア、
Drawing Toolを開発しました。

pbs.png

マウスでポチポチクリックして点で絵の輪郭を描くことで簡単にcsvファイルの作成が可能です。

直線部分を大雑把に描いても、自動で間の点を等間隔で補間する機能や
絵の輪郭作成に便利な背景読込機能などを盛り込んで
簡単に描画データを作成できるようになりました。

VC++やVB.netなどを使用したアプリケーションの経験はありましたが、
それ以上にVC#は簡単で拍子抜けです。

今回のソフトウェアは最新のプロジェクションボール用のため、
クラウドファンディングで支援して頂いた方に配布する予定です。


クラウドファンディングはなかなか苦戦している状況ではありますが、
引き続き色々活動していきたいと思います。




Drawing Toolのデバッグが一通り完了したら、
いよいよ基板作成にかかりたいと思います。


前に大雑把に作成した新基板のイメージがこちら。
projectionball_v3.00_.jpg
表面実装をメインにして、
モータやエンコーダを基板上にそのまま実装することで
モータホルダやエンコーダホルダが不要となり、
組立調整がより簡単になる予定。

部品や機能を見直す予定なので、Quadceptで再設計を開始する予定です。


posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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