2016年07月26日

リニアアクチュエータガイド


以前からリニアアクチュエータを安価に実現できないかと、
いろいろ試作や検討してきました。

駆動部分を別に取り付けるとして、
安定して直進方向に動かすためのリニアガイドやリニア機構が
要となります。

ただ、市販のリニアガイドは直進精度が高い分、
100mm程度の可動範囲で1個数万という非常に高価なものが多く、
ロボットやちょっとした装置に使用するにはハードルが高い現状がありました。


一方で直進精度はないものの、
家具の引き出しに使われるガイドは摩擦やガタが大きく、
トルクの伝達性に欠けます。


今回、手ごろな価格で、ある程度、直進精度に優れたガイドがあったため、
購入してみました。


IMG_2954__.jpg
可動域150mmで3千円前後。


2本購入して、1本は非常に滑らかでした。
以前使用経験のあるTHK SRSシリーズのガイドのように
指ではじくと端まで滑らかに移動する程、低摩擦でした。

もう一方は所々に少しガタがあり、
そこそこスムーズに動くものの、
若干、引っかかりを感じました。
個体差があるようです。


数千円程度でそこそこの精度のガイドが手に入るとは驚きです。

リニア機構を応用すれば、
3Dプリンタやレーザー加工機等の応用的な装置も比較的安易に実現可能です。


今度はこのリニアガイドに駆動機構をつけてみたいと思います。

posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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