2016年10月05日

PrintfのFloat出力

以前にSTM32マイコンでPrintfを出力する方法を紹介させて頂きました。

だた、紹介した方法だけではfloatの出力ができないという問題があります。
設定せずにfloat出力すると空欄になってしまいます。

そのため、今回はPrintfでFloat出力する方法をご紹介します。



PrintfでFloat出力する方法を調べると既にいくつか紹介されていました。




ただ、開発環境が異なるため、
今回はSystem Workbench for STM32 (SW4STM32)での
PrintfでFloat出力する方法を紹介します。



結論から言うとプロジェクト内のプロパティから、
「C/C++ Build」->[Settings]->
[Tool Settings]->[MCU GCC Linker]->[Miscellaneous]
でLinker flagsの
「-specs=nosys.specs -specs=nano.specs」
から
「-u _printf_float」
を追加して
「-specs=nosys.specs -specs=nano.specs  -u _printf_float」
にすることです。


float.png


これでビルドするとPrintfでfloat出力ができるようになります!



他の開発環境では別に色々設定変更が必要なようですが、
SW4STM32ではデフォルトのままで大丈夫でした。

float2.png

一応確認すると既にFPU等の設定は設定済みでした。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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