巷ではRaspberrypiやbeaglebone、nanopiなど
いろいろなARMベースのコンピュータボードがありますが、
その中でも異色なのがLattepandaです。
LattepandaはatomCPU搭載のWindowsマシンでありながら、
Arduino Leonardを搭載したコンボコンピュータボードです。
Amazonなどで入手することが可能です。
残念ながら内蔵のWifiは技適がないため、
使用できません。
Windowsマシンなので普通にキーボード、マウス、HDMIディスプレイをつなぐと
Windowsデスクトップが起動します。
Arduino Leonardが一体になっているため、
デスクトップ上のArduinoIDEからArduino Leonardボードが認識され、
そのまま書込み、実行ができます。
LattepandaのUSBを給電するとArduino Leonardが動作し、
電源ボタンを押すとWindowsが起動する感じです。
なので、Windowsを起動させなくともArduino Leonardとして使用できます。
ただ、問題点としては
内蔵のArduino Leonardはボード上の2列ピンヘッダで
Arduinoヘッダでないため、
手持ちのArdunoシールドが活用できません。
そこで
LattepandaArduno変換基板を作成しました。
Web上では他に似た基板を作成されている方が数人おられましたが、
日本で入手しにくい部品を使用していたり、
手持ちのシールドの部品と干渉するため、
結局、0から設計することになりました...
また、某サイトでの販売をする予定でしたが、
まだ日本でLattepandaの知名度が低いため、
販売できませんでした。そのため、試しで作成した基板を1枚送料込みで2000円で販売します。
ご希望の方は連絡ください。
ピンヘッダ、ソケットは別売です。
表面実装部品のみ実装済みです。
ロットや機種により若干、コネクタ等に干渉する場合があるかもしれません。
所有のRev1.1ではちょうど入りました。
実際に使用した例です。
ラベル:Lattepanda 部品