2017年08月16日

OpenMV試食

今回は単体で画像認識等の処理が可能な
OpenMVという部品を紹介します。

通常は画像処理はraspberryPIやBeagleboneなど
ARMでもAシリーズとOpenCVが動くOS上で処理を行うことが一般的です。

ただ、OSを積むとOSのバージョンによる差や電源断によるシステムイメージ破壊など
色々考えることが増えて大変です。

OpenMVはSTM32F7マイコンにmicroPythonを組込んで、
組込マイコン単体で処理できるデバイスです。

他のマイコンに組込んで画像処理を行うことができます。

スイッチサイエンスでも扱い始めたようですが、
それより1か月前にロボットショップで発注したものが届いたため、
ちょっと試食した様子を紹介します。


まずはUSBをPCへ繋ぐ前に
開発環境をインストールします。
QTベースのソフトでなかなか良くできています。
インストールと一緒にドライバもインストールされます。

USBを接続するとカメラ横のLEDが眩しく点灯します。

openmv-photo.JPG



ただ、ソフトを起動して、左下の接続ボタンを押しても
ソフト上でOpenMV本体を操作できない不具合がありました。


良く見るとソフトウェアの右下に「Firmware out of date」と表示されており、
クリックして内部ファームのバージョンを更新するとしっかり認識できました。

openmv.jpg

最初はフォーカスがずれているため、
レンズを外に出す方向にひたすら回してピントを調整します。
調整できると右上にOpenMVのカメラで撮影したLEDのリングが映りました。

ということでポイントはまずはファームのアップデートということのようです。

ラベル:部品
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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