今回は正月にaliexpressで購入した電子ペーパーモジュールを紹介します。
電子ペーパーの特徴として
・低消費電力(画面更新時のみ電気を供給)
・高い視認性(高コントラスト、液晶のように視野角の制限がほとんどなし)
があります。
ただ、Kindleやスマートウォッチなどに一部、採用されるに留まり、
まだOLEDのように様々な製品への組込、モジュール単位での販売は少ないのが現状です。
日本だと安く入手することが難しいため、
aliexplessで購入しました。
2.9インチモデルで1個2200円前後でした。
+数百円で赤色も表示できるモデルもあります。
中国からそのまま送れず、シンガポール経由で送るとかで
注文してから1か月弱して届きました。
既に動作テストとしてロゴが表示されており、
ご覧の通り、電源を供給しなくとも保持されています。
SPI接続で画面の書き換えを行います。
サンプルコードはaliexplessのサイトにWikiリンクがあり、
STM32HAL、RaspberryPI、Arduinoのサンプルが用意されています。
時間を見つけて電子ペーパーを試食してみたいと思います。
電池で動くIoT機器には電子ペーパーが
大活躍できる分野だと思うのですが、
未だ単価が液晶に比べて高く入手性が悪いので残念です。
OLEDと液晶のように適用機器が確立しておらず、
量がでないので高いままだと思いました。
低消費電力の特徴を活かして、
IoT機器の表示機として今後の電子ペーパーのブレイクスルーに期待です。
ラベル:部品