今回はI2C/SPIプロトコルブリッジICの
SC18IS602BIPW/S8HP を紹介します。
SPI接続のデバイスをI2Cデバイス化する変換ICです。
つまりSPI接続のデバイスをGrove接続化できるデバイスです。
SPI接続のスレーブデバイス選択用にGPIOが4つあるため、
スレーブデバイスを最大4つまで選択する用途以外にも
リセットやデータコマンド切替IO等にも使用できます。
他の特徴として
SPI転送速度は最大1.8 Mbit/s、200-byteのデータバッファを搭載しています。
I2Cなので速度には全く期待できませんが、
WaveShare製の電子ペーパーをI2C化させることを検討中です。
もう少し、I2C/SPIプロトコルブリッジICが安ければよいのですが...
マイコンで代替もできますが、
毎度の書き込みの手間を考えると
やはり専用ICを使うのが良さそうです。
I2Cになると接続の容易さが際立つので、
より電子ペーパーの用途が広がると考えています。