2018年04月28日

TinkerBoard S 試食

Tinker Board Sを入手したので、
ちょっと試食してみました。

今回はマルツで購入しましたが、
他にもPhysical Computing Labでも在庫ありの様です。

これまでRaspberryPIやBeagleboneを使ったことがありましたが、
TinkerBoard Sに興味が湧いてきました。


RaspberryPIやnano pi等の問題として
個人使いでは問題ないものの、
本格的に使うようになるとSDカードは
セキュリティー的観点や寿命の面で不安が残る。
本当はeMMC内蔵が好ましい


一方、BeagleboneはeMMC内蔵なのは良いが
CPUがTiのため長期供給できるものの、
依然としてシングルコア。
最近のdebianでは動作が重い...


Tinker Board Sは初代のTinker BoardにeMMCが内蔵となり、
かつ、CPU1.8GHz、メモリ2GBのモリモリ仕様です。
ただ、Beagleboneの様にUSBネットワーク機能はないようです。
欲を言えば、USBネットワーク機能、
スーパーキャパシタでRTC内蔵してくれるとさらに良かったのですが...



早速、OSをダウンロードして起動っと思ったのですが。
ASUSのサイトからTinkerOS_Debian V2.0.5をダウンロードして
SDに書き込んで起動したものの....
CUIで起動後、GUIを起動させると文字化け。
更にtinker-configコマンドのタイムゾーン設定等もおかしい。
なにやらV2.0.5はバグがあるようです。
Zipからの解凍ミスと判明しました。。。

仕方なく、ASUSのサイトからShowAllをクリックして、
1つ前のTinkerOS_Debian V2.0.4をダウンロードしました。


残念ながらTinkerOSにはデフォルトでNode-Red、Nodejsが入っていませんでした。

sudo apt-get install nodejsではnpmが入らないため、
下記のコマンドでnpm含めてインストールします。

curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_8.x | sudo -E bash -
sudo apt-get install -y nodejs
sudo npm install -g --unsafe-perm node-red

すんなりインストールできました。

tinkers_nodered.JPG

ChromiumブラウザやNode-Redが一瞬で起動しました。
OS自体の起動も爆速です。
Beagleboneでは処理が重く諦めていたことも
Tinker Boardならできそうです。
時間を見つけて色々試してみたいと思います。

posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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