今回はKicadのフットプリント作成時に
両面にパッドがある部品を作成するポイントを覚書として紹介します。
普段は片面、特に表面のパッドしか作成しないため、
両面にパッドがある部品を作成する情報がなかなか見当たりませんでした。
今回、作成する両面にパッドがある部品はHDMIのコネクタです。
基板に挟み込んで実装するタイプです。
通常通り、表面のパッドを作成した後、
裏面については次のように設定して作成します。
表面では「F.Paste」「F.Mask」にチェックが入っています。
裏面の場合は「B.Paste」「B.Mask」にチェックを入れ、
合わせて、「導体」に「B.Cu」を選択します。
これにより、裏面のパッドが作成できます。
実際に作成したHDMIコネクタのフットプリントがこちら。
両面にパッドを作成することができました。