2019年02月16日

Digital Video Shield

HDMIトランスミッタTFP410を組み合わせて、
Digital Video Shieldを設計、作成してみました。

img1.jpg


SPIからDVI出力(HDMIコネクタ)するArduinoシールドです。

特徴は下記の通り。
  • Arduinoから文字列や図形、画像をDVI/HDMIディスプレイに描画可能。
  • 1MBのバッファRAMを搭載しているため、滑らかに表示の切り替え可能。
  • バッファIC搭載しているため、5V耐圧でArduinoUNOにも対応。
  • 最大解像度は800x600。
  • 128MbitのNOR Flash W25Q128を搭載しており、フォントや画像といった任意のデータを保存可能。
  • microSDスロットを搭載。

試しにBT816のデモ画面を800x480の
HDMIディスプレイに表示してみました。

img3.JPG


続いてBT816のデモ画面を開発用PCの1920x1080
(解像度は800x480)のHDMIディスプレイに表示してみました。


img6.jpg


HDMIディスプレイに文言を表示するためだけにraspberrypiといった
コンピュータを搭載するのは電源管理やセキュリティ管理などなかなか面倒です。
そんな場合にArduinoで簡単にHDMI出力できるDigital Video Shieldが便利です。

動画やアニメーションを高解像度、高フレームで処理することは
SPIの通信限界で難しいですが
時刻や簡単な情報、画像を切り替える程度はスムーズに可能です。

現在、量産前の試作検討をしており、
問題なければ春頃、どこかで1個5千円程度で販売開始予定です。

サンプルコードや詳細情報はこちら

追記
家電のケンちゃんで販売を3月中旬から開始しました。

posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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