2019年03月09日

アンプ内蔵アナログ出力MEMSマイク変換基板

以前からアナログ出力MEMSマイク変換基板を販売しておりましたが、
アンプを内蔵しておらず、外部で別途アンプが必要でした。

外付けアンプの場合、拾う音の対象に応じてアンプのゲインを変えて対応できるというメリットはありますが、回路が別途必要となるのが面倒でした。

そのため、現在のラインアップに加えて、アンプ内蔵アナログ出力MEMSマイク変換基板を設計してみました。


img1.jpg


img2.jpg



デフォルトではアンプゲインを約50倍に設定しています。
大きな音の場合は飽和する場合がありますが、部屋の音などを拾う分にはちょうどよいゲインに設定しました。
また、出力中立電圧を電源電圧/2に設定しました。
アンプ内蔵のため、Arduinoといったマイコンのアナログ入力(ADC)にそのまま接続することが可能です。

もし、拾う対象の音が大きく、出力が飽和してしまう場合はゲインのR4をデフォルトの500kohmから例えば100kohmにすれば、ゲイン約10倍となります。1608サイズの抵抗を使用してください。

基板のサイズ、固定穴径はこれまでのアナログ出力MEMSマイク変換基板と同じにしています。


設計に問題なければ1個2000円弱程度で販売開始予定です。
詳細についてはこちら
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子工作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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