以前、Honeywell製のパーティクルセンサを紹介しました。
今回はGroveパーティクルセンサを使ってみました。
GroveパーティクルセンサはHM3301という中国製のモジュールが搭載されています。
有効レンジとしてはHoneywell製が0~1000μg/m3、Groveパーティクルセンサが1~500μg/m3となっています。Honeywell製の方がレンジが広いです。ほかの仕様はほぼ同様ですが、Groveパーティクルセンサの良い点としてボード上に昇圧回路があり、3.3V電源でも動作することです。また、Honeywell製に比べて、価格が3500円前後で少し安くなっています。
Arduinoでサンプルコードを書き込んで試食してみました。
Standard particulate matterとAtmospheric environmentの2つの値が出力されます。Standard particulate matterは工業用の指標、Atmospheric environmentは通常の屋内および屋外の大気環境の指標のようです。2つの値の推移をみると、過渡応答では2つの値に差があるようですが、収束すると同じ値になるようです。
Groveコネクタ直結で3.3V電源で簡単に動くのは便利だと思いました。PM1、PM2.5、PM10といった空気中の粒子の日々の変化を計測してみたいと思います。