組み込み機器向けのBMP(ビットマップ)の画像データを作成する際に便利なツールを紹介します。
WindowsのBMPの場合、24bitカラーが標準的です。24bitカラーでは組み込み機器の場合、データが少し重すぎます。そのため、組み込み機器16bitカラーBMPを使用することがあります。さらに低い8bitカラーでは色の表現力に欠けます。
MS Paintでは16bitBMPの保存ができないため、16bitカラーBMPを生成するために便利なツールを紹介します。
■Webサイト上で簡単に変換できるツール
組み込み向けのGUIライブラリを提供しているlittlevglの画像変換オンラインツールです。
16bitBMPの他に8bitBMPやC言語用の配列データ変換なども利用できます。
試しにデータ変換する場合にお勧めです。
■OSSの変換ツール
OSSの変換ツールではGIMPが便利です。16bit変換BMPに対応しています。変換したい画像を開いてから「名前をつけてエクスポート」で16bitBMPに変換できます。
なお、8bitBMPで保存したい場合は「画像」→「モード」→「インデックス」からカラーマップを8に変更してビットマップで保存すると変換できるようです。
「WindowsBMP」を選択して「エクスポート」をクリックします。
詳細選択画面が表示されるため、16bitBMPを選択します。今回はRGB565を選択しました。今度は変換した16bitBMPを「Digital Video Shield」を使って表示させてみたいと思います。