2019年11月09日

スリープ不具合調査 その2

対策しても、時々再発してしまうことがあったため、再度試行錯誤してみました。


普段はメインPCは電源を切らず、使わないときはスリープや休止で運用しています。使用しているPCのマザーボードはIntel i5-8400+ ASROCK製 H310M-ITX/acを使用しています。

High Definition Audio Controllerが原因と分かっていますが、以前、紹介した方法の「powercfg」コマンドでは完治しませんでした。


今回はドライバ側から原因を追ってみまいした。RealtechのオーディオドライバーをインストールするとRealtech Audio Cosoleを利用することができます。

「デバイス詳細設定」の項目から「フロントパネル」を「ヘッドフォン」に設定した上で、コネクタ設定「フロントパネルのジャックポップアップダイアログを無効にする」が「オフ」になっていたため、「オン」にして無効化しました。合わせて、「デバイスを差し込むとき、ジャック検出を有効にする」が「オン」になっていたため、「オフ」に設定しました。


realtech-audio.jpg

ジャック検出の無効化で様子を見てみるとスリープ状態に入らず、勝手に復帰する不具合はなくなりました。原因はジャック検出だったようです。一旦、様子をみてみたいと思います。


追記:
最終的な原因はHigh Definition Audio Controllerの中でもHDMIディスプレイのHigh Definition Audio Controllerが原因と判明しました。デバイスマネージャの「サウンド、ビデオおよびゲームコントローラー」のインテルディスプレイ用オーディオのドライバを無効にするとスリープからの復帰がなくなりました。使用しているディスプレイのHDMIオーディオが悪さしていたようです。一度、ドライバを無効にしてもWindowsUpdate等で再度、有効になってしまうため、再発するようであれば、ドライバの無効を確認してください。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | ナレッジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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