2020年01月04日

UART I2Cプロトコルブリッジ

あけましておめでとうございます。
2020年も電子工作をはじめとした活動を発信していきたいと思います。

以前からシリアル変換ブリッジIC(I2C/SPII2C/Uart)を紹介しましたが、今回はUARTからI2Cを制御できるUART I2CプロトコルブリッジSC18IM700を紹介します。

SC18IM700を使用するとUARTからI2Cデバイスを制御することができます。SC18IM700がI2Cデバイスマスタとなって様々なI2Cデバイスを制御することができます。

UARTをUSBシリアル変換アダプタに接続すればパソコンのTeraterm等からI2Cデバイスを制御することが可能となります。

また、スピードは期待できないものの、SC18IM700は汎用GPIOの8つを利用することも可能です。


プロトコルブリッジSC18IM700とUSBシリアル変換IC PL2303SAを組み合わせてUSB-I2C変換アダプタを作成してみました。

I2CUSB_1.jpg

I2CUSB_2.jpg

I2CにGrove互換コネクタを搭載することで様々なGroveデバイスを制御することができます。特にTeratermはマクロ機能があるため、マクロ機能を活用することで簡易なドライバ作成ができます。ちょっとしたI2Cセンサのアドレス確認や動作確認、部品の出荷テスト等でパソコン単体でセンサを接続する際の治具として活躍できそうです。

試作基板の動作確認して問題なければteratermのサンプルプログラムをいくつか準備して販売したいと思います。
追記 2/7からスイッチサイエンスにて販売を開始しました。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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