2020年12月26日

タブレットVT484分解

今回は6年以上使用してバッテリーが摩耗して使用できなくなったdynabook Tab VT484/22Kを分解してみました。スペック概要は下記の通りです。

CPU:Atom Z3740/1.33GHz
メモリ:2GB
ストレージ容量:32GB
画面サイズ:8インチ
画面解像度:1280x800
OS:Windows 8.1
ネットワーク:Wi-Fiモデル

img1.jpeg
iPad等と異なり、接着剤で筐体が固定されておらず、側面に細いマイナスドライバを差し込むことで簡単にカバーを開けることができました。

img2.jpeg

バッテリーが6割以上も占めており、メイン基板が上側にあります。また、写真では見ずらいですが、タッチ制御とスピーカー、バイブレーション等の小さなサブ基板がバッテリー下側にありました。

img3.jpeg


中央少し左にCPUのAtom Z3740、左上下2つがRAMメモリです。写真を撮り忘れてしまいましたが、裏側にサムスン電子製のeMMCが搭載されていました。中央右には電源ICとしてBD2610GWがありました。右上にはBroadcom製のWiFiIC BCM4324が搭載されていました。iPhoneやiPadの基板よりも部品がまばらで実装密度はそこまで高くないように見えました。一方で当時で1台3万円程度で購入できる製造コストには驚きです。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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