2021年07月24日

光センサ基板

今回はBroadcom製 光センサAPDS-9008を用いた光センサ基板を紹介します。APDS-9008はアナログ出力の光センサで人の目に近いスペクトル応答性を持っています。また、外付けの抵抗によって感度の調整が可能です。一般的な光センサとして使用されるCdSセンサのカドミウムを使用していません。

APDS-9008は広い照明範囲の出力線形性を備えており、使いやすい光センサですが、非常に小さいため、光センサ基板として基板に実装してみました。アナログ出力に加えて、コンパレータ出力を実装することで様々な用途に使用できるようにしました。光センサの感度とコンパレータ閾値は2つの可変抵抗でそれぞれ調整できます。100lux前後から数1000luxまでの光量を測定することが可能です。


lightsensor_0.jpg

lightsensor_1.jpg

コネクタはGroveコネクタを使用することでM5Stack等にも簡単に接続できます。試作基板では問題なく動作を確認することができたため、量産版の製造を開始をしたいと思います。
posted by Crescent at 00:00| Comment(0) | 電子部品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。